昨年の振り返り投稿です。
昨年の9月に、「めむろ記念碑巡りの会」と「めむろ彫刻をめぐる会」の共催で「芽室公園ガイドツアー」が開催されました。
当事業でもたいへんお世話になっている めむろ町民活動支援センター さんがお声がけくださり、企画段階から少し関わらせて頂き、改めていろいろな発見と学びがありました。
2つの会の代表の方が、同公園内の記念碑と彫刻を解説を交えて巡りながら、公園を軸とした芽室町の歴史をたどっていきました。花菖蒲園、国道38号沿いを歩きながら、開拓期から現在までの市街地の移動、馬が移動手段だった時代、戦争など様々な出来事を振り返ると、当時の様子が目に浮かんでくるようでした。
これまで何気なく見ていた彫刻や碑文にも、町にとって大事な意味が込められているなど、ガイドの語りにより「景色が変わっていく」のを実感しました。(それがガイドの醍醐味であり、価値でもあると思います)
また、こうした細かいスポットを観察していくのに散策(徒歩)は一番適している方法でした。
我々が普段おこなっている「めむろ散走」では「車だと気付かず通り過ぎてしまう景色」を味わうため、自転車を活用しています。
移動する距離や規模感、目的で手段を使い分けることで、その土地の魅力にふれられる観光につながるというのを改めて感じられました。
またこういった機会があると、学生など若い世代の皆さんにとっても良い影響があるのではないかと考えています。
さて、この芽室公園ガイドツアーはもちろん、芽室町内の他の場所でも、歴史などさまざまなテーマを紐解きながらの「めむろ散歩」ツアーを実施できるよう、今年は考えていきたいです。