2021年6月1日
帯広市を中心に、北海道の北十勝と南十勝を結んだ約400kmのサイクリングルート「トカプチ400」が、国指定のナショナルサイクルルートに選ばれました!!
私が十勝に来る前から、十勝の自転車関係の先輩方がたゆまぬ努力を続けられてきたからこその成果だと思います。
昨年、しまなみ海道を視察させて頂いたとき、自転車文化が地域に根付き、自転車利用者が走行しやすい環境が整備されている姿に大きな感銘を受けました。
なるほど一朝一夕でできるものではなく、現地の関係者は「何十年もかけて地道に努力してきた成果」とお話しされていました。
十勝でも、これを契機に、自転車で走りやすい環境整備が進んだり、地域全体で来訪者のおもてなし意識の醸成などが図られていったらと思います。
サイクルツーリズム事業をはじめとする体験型観光事業に取り組む NPO法人Qucurcus では、
まずは芽室から、自転車を使ったいろいろな楽しみ方を提供し、地域や、訪れる人の生活が少しでも豊かになることを祈りながら、
努力を重ねてまいります。
★「ナショナルサイクルルート」とは・・(国土交通省HPより引用)
自転車は、それに乗ることそのものを楽しんだり、また、サイクリングツアーで地域をめぐり、沿線の魅力を楽しむことができ、全国各地で官民が連携し、自転車の活用による観光地域づくりが進められています。
ナショナルサイクルルート制度は、優れた観光資源を走行環境や休憩・宿泊機能、情報発信など様々な取組を連携させたサイクルツーリズムの推進により、日本における新たな観光価値を創造し、地域の創生を図るため、ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすルートを国が指定することで、日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルートとして国内外にPRを行い、サイクルツーリズムを強力に推進していくものです。